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03月03日-03号

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  1. 井原市議会 2017-03-03
    03月03日-03号


    取得元: 井原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    平成29年 2月定例会        〇平成29年2月井原市議会定例会会議録第3号・平成29年3月3日(金曜日)              議  事  日  程              午 前 1 0 時 開 議 第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時   開議 ○議長(上野安是君) 皆さんおはようございます。 ただいまのご出席は20名でございます。 これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(上野安是君) 日程第1 昨日に引き続いて一般質問を行います。 まず、7番 坊野公治君。              〔7番 坊野公治君登壇〕 ◆7番(坊野公治君) 皆さんおはようございます。 7番、いばら月曜会の坊野公治です。通告に従い、2点質問させていただきます。 まず1問目、中学校におけるスマートフォン使用の際の指導についてであります。 現在、スマートフォンの普及が増加する中で、中学生の保有率もふえてきていると考えます。スマートフォンは便利である反面、容易にネットにつながるなど危険性を多く含んでいます。中学校におけるスマートフォン使用の際の指導の現状と対策についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) おはようございます。 それでは、7番 坊野議員さんのご質問にお答えいたします。 中学校におけるスマートフォン使用の際の指導についてであります。 中学校では、学級活動、道徳、技術科の時間等におきまして、情報モラルネット利用の利便性と、そこに潜む危険性についての指導を行っております。また、昨今生徒の人間関係上のトラブルにメールやソーシャル・ネットワーキング・サービス、いわゆるSNSでのやりとりが関係している事案も少なくありません。そのような場合は、その都度個別に携帯やスマートフォンの利用に関する指導を行っております。 さらに、生徒に対しての指導だけにとどまらず、保護者への啓発も行っております。啓発内容としましては、子供に携帯電話スマートフォンを持たせる場合は、できるだけフィルタリングの設定をすること、使用に際しては家庭内で使用上のルールをつくっていただくこと、夜9時以降の使用は控えることなどであります。これらの内容を地区懇談会、保護者を対象とした研修や講演会などの機会にさまざまなリスクを紹介するとともに、生徒が被害に遭わないよう協力をお願いしております。このように、生徒だけでなく保護者の協力も得ながら、連携して指導に当たることが効果的だと考えております。 さらに、携帯電話スマートフォンは大人にとって生活の一部になりつつあります。これからは、持たせないのではなく、いずれ持つということを前提とした上での指導を行っていく必要があると考えております。 ○議長(上野安是君) 坊野公治君。 ◆7番(坊野公治君) 子供に対する指導は、各学校でしていただいているということでもありますし、親に対する啓発ですね、そのようなこともお聞きすることができました。学校のほうにちょっと問い合わせてみましたら、県のほうからスマホ指導の講師の紹介とか、それに対しての予算づけというのも県教委のほうからあるようなお話も聞きましたので、各学校においては、そういったことはかなり積極的に使用していただきたいなということもあります。 ちょっとお聞きするんですが、現在の市内の中学生のスマホの保有率、また1日とかの使用時間、そういったことをアンケートとかそういうようなものをとられてますでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 中学生のスマートフォンの保有率、それから使用時間ということのお尋ねでございます。 本年度は、いばらっ子生活リズム向上プロジェクトということで、アンケートをとった集計結果のデータがございますので、これを紹介させていただきます。 井原市内の中学生における携帯、スマホの所有率でございますが、全体で50.1%となっております。学年ごとの所有率は、1年生が46.7%、2年生が49.7%、3年生が53.7%となっております。 それから、携帯、スマホの使用時間ということでございますが、携帯、スマホでは出ておりませんが、電子メディアの使用時間ということで、中学生生徒では、市内生徒全体では1時間未満が31.4%、1時間から2時間以内が27.6%、それから2時間から3時間以内が18.8%、3時間から4時間以内が10.0%、4時間以上が12.2%となっております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 坊野公治君。 ◆7番(坊野公治君) ありがとうございました。保有率が私が想像していたよりも多いかなというふうに思いましたし、使用時間のほうも1時間未満31%ということで少ないなと思うんですが、4時間以上が12%。スマホだけじゃないと思うんですけど、電子メディアですから、ゲームとかそういうのにもつながると思うんですが、そういったものを考えると、帰って4時間家でそれをしていると勉強をほとんどしていないのかなというふうにも思いますので、この辺の指導も要るのかなというふうには思います。 インターネットの危険性というのは20年来、30年来ぐらい言われてきてまして、私もスマホ使いますけれども、自分の手元に世界があるということをなかなか皆さん自覚していない、特に子供は自覚していないのかなということがありますし、SNSに関しても、最近中学生のSNSのやりとりというかそういうので気になったのが、ツイッターで自分の気持ちをどんどんどんどん発信していくんですね。例えば友達とのやりとりで、ラインというのはグループをつくらない限りは閉鎖的なので、友達にばんとコメントを打ってもその仲間内しか見れませんが、ツイッターブロックをかければ見れないんですけれども、ちゃんとブロックをかけていてもそれに侵入してくる人っていうのはいますので、日常会話でつぶやいていること、ここでは言うにはばかられるようなことまでも、そういうことをインターネット上に出しているということに対する本人の自覚がないのかなと。だから、その辺の危険性というのは具体的に教えていく必要があるのかなと私は思います。 反面、スマートフォンというのはすごい便利なもんでありまして、この質問を出すときにスマートフォン教育っていうふうに私最初書いたら、これはスマートフォンを使った教育ですかというふうな形で事務局と話をさせてもらったんですけども、ふと思えばタブレットとかスマートフォンとかそういったものを使っての教育というのは、これから先は多分必要になってくると思いますので、教育としても研究していかなければいけないことだなというふうには考えます。 また、ネット環境とかスマホとかが使えることによって、若者のクリエーティブな仕事を、都会に出なくてもこの井原でできるというふうなことも私は考えていけると思いますし、実際そういった事例でUターンに呼び込んでるということもありますので、先ほど教育長言われたように、これからは持つもんであると。最近テレビコマーシャルで、私たちはインターネットと成長していく初めての世代であるというふうな形で、コマーシャルを見られた方もいらっしゃると思いますけれども、実際そういうふうになってますので、スマートフォンをいかに上手に使うかということを指導していかなければいけないなというふうに思っております。 また、前の9月議会のときに私が親育ちのプログラムのときに言わせていただいたんですけれども、大人もそういったことの自覚を持つということが必要ではあろうと思いますし、PTAとしても来年の運営研究協議会の中では、スマートフォンのことを取り上げられた山陽新聞の方に来ていただいて、「子供が危ない、深刻化するネットの闇」ということで講演していただく予定にしております。 保護者がインターネット、スマホが危ないということを自覚することが必要だろうと思いますので、各学校はもちろんのことですけれども、教育委員会またPTAとも連携して、子供たちを守る教育、こういったことをしていかなければいけないと思いますので、そういった声はどんどん上げていかなければいけないと思います。もしそういうふうなことがありましたら、教育委員会のほうにもご協力いただくということをお願いしまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、7番 坊野公治君。              〔7番 坊野公治君登壇〕 ◆7番(坊野公治君) 2問目、井原市の観光行政についてお伺いいたします。 1)として、北条五代を大河ドラマにと目標を掲げ、井原市を含む10市2町で構成する北条五代観光推進協議会が活動をされています。現在の活動状況を踏まえた上で、井原市の取り組みについてお伺いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 皆さんおはようございます。 それでは次に、北条五代観光推進協議会に関する取り組みについてのご質問であります。 本市を含む10市2町の行政及び観光協会等で構成する北条五代観光推進協議会では、NHK大河ドラマ化への推進事業、ゆかりの地の歴史、文化などを広く全国に紹介する広告宣伝事業を行っております。例年5月に開催されている小田原北條五代祭りのパレードを初め、自治体相互イベント交流等での広報活動により、大河ドラマ化の実現に向けた取り組みを行っているほか、北条氏についてより多くの方に興味を持っていただくため、パンフレットの配布やPRキャラクターの作成、LINEスタンプの販売、協議会ホームページフェイスブックでの情報発信を行っております。 さらに、歴史や北条氏のファン等協議会加盟市町へ直接足を運んでいただくため、平成26年度は、女性ブロガーが北条氏ゆかりの地を訪れて情報発信をするブロガーコンテスト、平成28年度は、10月から2月の期間に北条氏ゆかりの市町をめぐるスランプラリーを開催したところであります。 本市の取り組み状況としては、私が構成市町の首長とともにNHKを訪問し、NHK大河ドラマ化について直接要請を行ったほか、小田原北條五代祭りではパレードに参加し、沿道の来場者に向けて啓発活動を積極的に行いました。また、協議会加盟市町との連携を図りながら情報共有も行っているところであります。 さらには、地元での活動として、早雲ゆかりの地であります高越城址がある荏原地区におかれましては、井原市観光協会と連携し、マスコミへの取材協力や観光客へのガイドをしていただいているほか、毎年4月中旬には井原市北条早雲まつりを盛大に開催していただき、大河ドラマ化の機運を盛り上げていただいております。 今後につきましても、本市ゆかりの偉人として、早雲生誕の地を市内外に向けて積極的にPRするとともに、広域連携の強みを生かした事業を展開してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 坊野公治君。 ◆7番(坊野公治君) ありがとうございました。積極的に活動されているということは協議会でもわかりましたし、本市としても協議会の方たちとNHKを訪問していただくというふうになっているということであります。 以前、この質問は平成24年6月議会で先輩議員の方がされてまして、そのときの答弁というのもきょう聞いた答弁とそう変わりないというか、余り進んでいないのかなというふうなことも、私は今聞いてみて実感しました。当時の大河ドラマとしては各県に一人をということで、よく岡山県は山田方谷というふうに言われていますけれども、岡山県井原市だけでっていうのは難しいので、それは協議会で要望していただくということは私は大賛成であります。 ただ、どうしても広報活動というか、私も地元の荏原の人間でありますので、この4月30日には北条早雲まつりを計画して先日も会議があったところでありますが、重立って言えば協議会の活動というのが見えてこないのかなというふうに考えております。実際にフェイスブックとかでもされてますけれども、例えば先ほど言われたブロガーコンテスト、ことしの10月からこの2月にありましたスタンプラリー、こういったことが実際に行われているっていうのを井原市の方がどれくらい知っておられるのかなというふうなことも考えます。 ですから、この北条五代のことをもっと積極的にわかるような、市内での北条早雲まつりがあるというのは市内の方はわかりますけれども、例えば北條五代祭りはこういうお祭りなんですよと、またその関係10市2町に対してはこういった祭りをされてますよということを、もっと市内の方に積極的に広報活動していただくという方法をとっていただきたいと思うんですが、そのような行動をとっていただくことはできませんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長
    建設経済部長三宅道雄君) 情報発信のあり方についてのお尋ねでございます。 北条五代観光推進協議会及び本市の取り組みにつきましては、市のホームページあるいは広報等で掲載しているところでございますが、さらに充実した形で行ってまいりたいと考えております。さらに、井原市観光協会では、平成29年度事業において、閲覧者がスマートフォンタブレットでも見やすいホームページにリニューアルする予定とされております。同協会と連携いたしまして、北条早雲に関する情報あるいは北条五代に関する情報をさらに充実させまして、市内外に向け積極的に情報発信をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(上野安是君) 坊野公治君。 ◆7番(坊野公治君) 積極的に広報活動していただけるというご回答をいただけましたので、ぜひお願いしたいと思います。 井原の観光行政というくくりで見れば、例えば北条早雲であったり子守唄の里であったり美星の星空であったり、その地区の方たちは一生懸命されていると思います。ただ、市内の中でも、例えばよその地区に行けば、いや北条五代はそんなによく知らないなと、じゃあ子守唄はよく知らないな、星空は美星がやられていることじゃないかというふうな形で、どうしても人ごとというか、言い方は悪いんですけど人ごとのような感じでとられるということもありますので、井原市が一体となってそういったことを推し進めると、そういったためには情報共有というのは私は必要だろうと思いますので、市内の方がそういった情報を全て共有できるような形をどんどん積極的にとっていただきたいなというふうに思います。 地域には地域の役割があると思いますし、私はこの自分が住んでる荏原地区は、早雲のことに関しては、できることは全てではないかもしれませんけど一生懸命やっておられる、私も含めて参加しておりますけれども、やっておられると思います。城址の整備、また祭りの運営。ただ、地域には地域の限界がありますし、市には市にとっての役割もありますし、また市には限界もあると思います。大河ドラマとかを推進するんであれば協議会を積極的に使っていただいて、進めていただくということもあると思います。 先日も荏原地区岡山学院大学尾崎教授の講演会を行ったんですけれども、じゃあ荏原地区だけの人が集まってるのかというと、地区外の方はもちろん市外の方も来られてます。積極的にアピールすることによって、どんどんどんどん広がっていくと、情報が広がっていくと思いますし、この情報を広げることによって機運を盛り上げていっていただければなと思います。 井原市の役割をしっかりと認識していただいて、そして積極的に活動、また広報していただくことをお願いしまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、7番 坊野公治君。              〔7番 坊野公治君登壇〕 ◆7番(坊野公治君) 続いて2)番、井原市観光ガイドを養成し、井原市の観光名所や井原線の沿線案内を行ってはいかがでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、市で観光ボランティアガイドを養成、認定してはとのご提案でございます。 まず、本市の観光案内の現状を申し上げますと、観光客の方からあらかじめお問い合わせをいただきますと、それぞれの名勝、史跡の顕彰、管理をしていただいている代表者の方などに連絡し、ガイドをしていただいているところであります。市内全域を対象とした観光ボランティアガイドでありますが、井原鉄道の開業と前後して数名の方が十数年間は活動しておられましたが、その後高齢によりやめられ、後継者がいない状況が続いておりました。 そのような中、市でガイドの募集を行いましたが申し込みがほとんどなく、また井原市観光協会ボランティアガイドの組織の設立について検討されましたが、頓挫した状況でございます。こうしたことから、ガイドの養成は必要と考えているものの、ハードルが高いと感じているところであり、どのような取り組みができるか研究してまいりたいと考えております。 次に、市で養成したガイドにより、井原線の沿線案内を行ってはとのご提案でございますが、先ほど申し上げましたとおり、市内のガイドの確保はなかなか難しい状況でございます。このような状況の中、井原線の団体利用者への沿線案内につきましては、井原鉄道株式会社を通じて井原マイレールプラザに行っていただいております。車内での案内は利用者からも好評であり、沿線への誘客や満足度向上を図る上で有効な手段と考えております。 このため、沿線市町の案内を行うガイドの養成につきましては、本市を含む4市1町及び井原鉄道株式会社並びに沿線市町観光協会等で構成する井原線沿線観光連盟において協議を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 坊野公治君。 ◆7番(坊野公治君) ありがとうございました。観光ボランティアガイド、市内の名所はなかなか難しいのかなというふうに思いますが、条件はかなり違うんですけれども、お隣の矢掛町では公募されて、今実際に観光客が来られたら案内をされているというふうにお聞きしますし、井原鉄道においても、現在マイレールプラザで案内しておりますが、実質2名の方がほぼ交代でやられているというのがありまして、人員的にもかなり厳しい状況であります。 そうした中で、4市1町ですかね、あと井原鉄道で構成されている連盟において協議していくという答弁をいただきましたので、これは本当にありがたいことだなと、積極的に協力していただきたいなというふうに思っております。 昨日の同僚議員の質問の中に、広域連携についての取り組み高梁川流域備後圏域取り組みということで、外でのアピールというのはされていると、とっとり・おかやま館ですかね、そこでされているということをお聞きしましたけれども、これからはこの高梁川流域連携、例えば倉敷市から始まりこの井原鉄道を使って人を呼び込むとか、福山市からまた井原鉄道を使って人を呼び込むとか、そういった広域連携も私は必要になってくると思いますし、これからは行政も単市で物を考えるんではなくて、広域的にも物を考えていくということでありますので、7次の総合計画の作成段階になっておりますので、新年度からまた制度設計を含めて始めていただければなと、市のほうでもそういったことを始めていただければなというふうには思いますので、その辺はお願いしたいと思います。 観光ボランティアガイドは難しいとは言われましたけれども、私は養成は必要であるのかなというふうに思います。あくまでこのボランティアガイドというのは、外から来る人のためではありますけれども、研修することによって井原に住む人の地域の再発見にもなると思いますし、井原市のことを改めて新しく発見し、井原を好きな人をどんどんふやし、井原に来てくれた人にその井原市のよさを積極的に発信し、そして井原に住んでくれる人を呼び込むと、これは全て一貫してつながっていると私は思います。ぜひそうした取り組みを、考えていないというふうな形で言われましたけれども、お願いしたいと思います。そうすることによって、私は井原市に観光で来た人が、ああ井原っていいところだから住んでみたいなと、そういうふうに、お試し住宅とかもかなり積極的に来年度は予算も計画されてますので、いかに人を呼び込むか、ただ住んでもらうんではなくて、遊びに来た人がああ井原っていいとこだなというふうなことを思っていただけるような町にしていただくということをお願いいたしまして、私の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(上野安是君) 次に、8番 藤原浩司君。              〔8番 藤原浩司君登壇〕 ◆8番(藤原浩司君) 皆さん、改めましておはようございます。8番議員、藤原浩司でございます。 通告に従いまして、人口減少について3点伺います。 ①として、人口減少によって20年後の井原市の経済、雇用、福祉対策をどう考えているのか伺います。 ②として、井原市の人口減少の原因は何か、お伺いします。 ③として、井原市は人口減少をとめるための対策をどう考えているのかお伺いします。よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) それでは、8番 藤原議員さんの人口減少についてのご質問にお答えをいたします。 本市の人口は、国立社会保障人口問題研究所の将来推計人口をもとにした推計によりますと、平成22年国勢調査における人口4万3,927人がこのまま減少し続けた場合、平成72年には2万4,784人になるものとされております。この人口減少問題を克服し、将来にわたり発展するための道筋を示すため、本市では平成28年2月に元気いばら、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、平成31年度までの初動的な人口減少対策として各種事業を推進し、地域創生への取り組みを進めているところであります。 また、今後の20年先を見通して対策を打っていくことは極めて困難でありますが、まずはこの総合戦略に掲げる4つの基本目標の視点を、引き続きさらに発展させていくことを念頭に、現在平成30年度から向こう10年間の新たなまちづくりの指針となる第7次総合計画の策定に取り組んでいるところであります。 それではまず、1点目の20年後の経済、雇用、福祉対策についてのご質問であります。 経済並びに雇用対策につきましては、生産年齢人口の減少が続きますと、20年後の本市の雇用状況市内企業が必要とする労働力を確保できない傾向が強まることが予想され、このような状況下で労働力を確保するには、地域経済に活力があり魅力的である必要があり、地域産業の活性化に向けた各種施策を展開していくことが重要と考えております。 福祉対策としては、核家族化の進展や女性の社会進出といった子供と子供を育てる保護者を取り巻く環境が大きく変化する中において、出生数の増加を図るためには、子育て支援制度の充実により、子供を産み育てやすい環境を整えることが重要であります。また、今後さらに高齢化が進行する中で、高齢者福祉など総合的な福祉サービスを維持していくための政策も必要であると考えております。 次に、2点目の本市の人口減少の原因に関するご質問ですが、人口減少の主な原因としては、出生率の低下と若者の転出超過が挙げられます。本市の合計特殊出生率は、昭和50年代では2.0程度でありましたが、平成27年では1.14まで低下しており、その要因としては未婚化及び晩婚化の進展によるものと考えられます。また、若者の転出超過ですが、10代後半から20代前半にかけて進学と就職の時期に大きく拡大しており、市内に進学先がない本市にとって進学による転出はやむを得ないとしても、卒業後のUIJターン就職に十分つながっておらず、都市部等へ転出した者のうち半数程度しか戻ってきていないことが要因として考えております。 次に、3点目の人口減少をとめるための対策についてのご質問ですが、人口減少問題は社会全般にかかわることから、子育て支援だけでなく、産業、雇用、住宅、福祉など総合的な取り組みが不可欠であることから、以前より本市の総合計画の中で取り組んでいるところであります。そうした中、平成20年から日本の総人口は減少局面に入ったことを契機に、平成26年11月にまち・ひと・しごと創生法が制定され、本市においても平成28年2月に人口減少問題や地域経済活性化という喫緊の課題を乗り越えていくための5年間の施策を元気いばら、まち・ひと・しごと創生総合戦略として取りまとめ、より危機感を持って取り組んでいるところであります。 ご案内のとおり、総合戦略では4つの基本目標を設定し、合計55事業を実施していき、その取り組みを加速させることとしております。いずれにいたしましても、人口減少にかかわる課題は長期的な視点で取り組む必要があるため、平成27年度から平成31年度を計画期間とする総合戦略に基づく各事業を着実に推進するとともに、現在策定を進めている平成30年度から向こう10年間の新たなまちづくりの指針となる第7次総合計画や各種計画にスムーズに引き継ぎ、必要な施策を効果的に実施し、人口減少に歯どめをかけてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) るるご説明いただきました。ありがとうございます。 今市長答弁であった私が問いかけた3つの中、今までの井原市とはちょっと変わった、強固に頑張っていかにゃいけないなということが伺われます。先ほども、①で10年、20年後はなかなか難しいとは思いますが、10年後で計画を立てられると言いましたんで、ぜひとも経済、雇用ということは先ほども市長答弁で説明がありましたけど、一番ここに負荷がかかるんじゃないかなと、そのように思っております。高齢化が進むにつれて、福祉対策というのは減少していくべきではあるんですが、今は高齢化が進んでおりますので、そのあたりはしっかりと見きわめていただいて、第7次総合計画の中に盛り込んでいっていただくようにお願いしたいと、このように思います。 それと、井原市の人口減少の原因は何かでお伺いしました。転出される方と若者の転出が多いと、それから晩婚化であるとか少子化ということが言われました。ですから、これに対しては子育て支援をされるというような答弁をいただきました。この人口減少の原因というものは、これは絶対にとめることはできないというふうに思っております。とめることができない人口減少問題を、いかに創意工夫し前に進めて出るか、10年後には人口減をただの少しでもとめていくというようなことを真摯に受けとめて進んでいっていただきたいなと。 それから、社会制度の見直しにしても、社会保障の制度や子育ての環境をされると言いました。この子育ての環境、社会保障の制度、このあたりも本当に大切なところではありますが、ある学者の方では、人口減少問題が果たして本当にそういうふうになるのかなというような学者先生の本を読んだことがあります。そういった考えもある中で、井原市は出生率が先ほども言われましたように1.14というような形に27年度はなっております。子供が生まれるということはやっぱり結婚をしていただかなければならない、それで結婚のことに関してどのように今進められていってるのか、お伺いできればお伺いしたいのですが。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) 本市におきましては、結婚推進の関係、地域創生課が担当しておりますけれども、出会いの場の提供を単市としてもやっております。それから、井笠圏でも共同して取り組んでいます。あわせて、高梁川の流域関係でも結婚推進という形で、倉敷の結婚相談所なんかの他市のそういった組織の利用、あるいは圏域内での婚活パーティーへの相互参加という形で、出会いの場の提供によって結婚される方がふえるよう努めておるところでございます。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) わかりました。今言われたように、高梁流域と備後圏域もあります。そういった他市の施設も利用していただいて、前に前に進めていくということを言われましたんで、ぜひともここは一番大切なところだと思います。結婚するから子供が生まれる、子供が生まれるには子供に対しての、教育に対してのお金が軽減できるような形、そういう形も大切なことであります。若いご夫婦をとにかくこの井原市から転出される、それは会社の都合で転出されることは仕方がないことと思います。ですが、そうでない方もいらっしゃるわけですから、ぜひともそういった方々をどのように手厚く行政のほうがかかわっていただけるかということで、転出を逃れるというようなこともございます。結婚すれば子供が1人生まれ、2人生まれ、3人生まれというような形をとれるような井原市をつくっていただきたいなと、このように思います。 人口減少をとめるということは、人口増加を前提とした社会から人口減少を考えた社会への移行が一番重要ではないかなと、このように思いますので、ぜひとも第7次総合計画、それと先ほど言われた5年間で、まち・ひと・しごと創生総合戦略、5年計画でございます。これもあわせた中で、大変難しい問題ではありましょうけど、皆さんで知恵を絞って前に前に進んで出ていただくようにお願いして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、8番 藤原浩司君。              〔8番 藤原浩司君登壇〕 ◆8番(藤原浩司君) それでは2番目に、井原バスセンターについてお伺いいたします。 新しくなった井原バスセンターの待合室及びバスセンター外側の待合ベンチ、自転車置き場、車の駐車場の環境についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、井原バスセンターについてのご質問であります。 まず、井原バスセンターの待合室についてですが、3人がけのロビーチェアを4脚そろえております。冷暖房を完備し、男子、女子、多目的トイレを設け、明るく清潔な環境でバスをお待ちいただけるよう整備しております。 また、井原バスセンターは乗降所を1カ所に集約することにより、利用者の利便性を図ることをコンセプトにしており、待合室前の1番乗り場を使うこととしております。基本的に、バスセンター内の待合室でバスを待っていただき、到着アナウンスの後、正面の1番乗り場からご乗車いただきます。そのため、バスセンター外側には待合ベンチは設置しておりません。なお、2番乗り場は、先に着いたバスが1番乗り場で乗客を乗降しているため塞がっている場合の補完的な乗降所として使っており、また3番乗り場は、平成27年10月からあいあいバスの乗降所として使っております。 次に、駐輪場についてですが、二輪車を30台駐輪していただけるよう設けております。また、バスセンターは平成26年の改築以前は、バス発着場の中にバスの先頭から進入して到着し、利用者の乗車後にバックしながら方向転換し発車する方式であったものを、改築オープンに当たっては、逆三角形の細長い敷地において、安全にロータリー式で周回し、乗り場に横づけする方式に改良するために、可能な限りバスセンター建物を北側に寄せております。そのため、バスセンター西側及び北側の駐車場は主として乗務員、従業員用となっており、特に午前中においてはほとんどあきがないのが実情でございます。午後になりますと数台は駐車できますので、定期券等の購入やバス利用者のお迎えなどにご利用いただいている状況でございます。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) ありがとうございました。1番乗り場ということで、乗車される方が1番乗り場で乗りおりされるということで、待合室で待っていただくから置いていないと、それはそのとおりだと思います。私もけさもまたバスセンターのほうへ寄ってこちらへ来させていただいたんですけど、1番乗り場は待合室がございます。2番乗り場は、今市長答弁にありましたように、乗降しているような状況、あいあいバスの発着点にもなっているという説明がございました。これに応じては乗降ですから、それは座る必要もないと思います。 ですが、3番乗り場に関しては、私も二、三回と言わず井原バスセンターからバスに乗って井原から出て県外のほうにも行ったりすることもありましたし、またバスに乗って東江原のほうまでも行くこともありました。そういう中で、3番乗り場の中で私が目にしたのは、高齢の方なんですけど2人おられたと思います。その方が立てったままずっと待っておられたというような状況が目に入りました。これは大変だなと思いました。こちらへ、それこそ待合室のほうへ私はおりましたんで、待合室のほうへ座ったらどうですかと声をかけさせていただきました。そしたらその高齢者の方は、待合室が暑いからなかなかそこにいると脱水症状になるというようなことを言われました。ちょうど6月、7月くらいですかね、そういうところに遭遇いたしました。 私も冬にも夏にも、それから春、秋にも全てバスセンターのほうへお伺いさせてもらって、その中で4月の春が過ぎて、桜が過ぎて5月ぐらいから夏の9月、10月までは日差しが、待合室が全面が窓ガラスなもんで、すごく日が入ります。そういった中で暑い思いを私も経験しましたし、ちょうど私が待っているところの隣の隣に男女の高齢の方、他市から来られたようです。他市から来られて、これから帰るんだということを言われました。ここは暑いなというようなことを言われたんです。慌てて職員さんが窓をあけられました。下の通路の窓をあけられました。それで少しはよくなったんですが、これが夏場ですとあけることもできない、冷房はかかっているんですけど、冷房が実際きかないような状況を自分も経験させていただきました。 そういう中で、でき得ることなら、バスを使われる方っていうのは小さいお子さんからお孫さんを連れる高齢者の方もたくさんおられます。そういう人たちが待合室を自由に使って、安全・安心な待合室であることではないかなと思うんです。でき得ることなら、南側の窓を半分から上に縦のブラインドのようなものをつけたらどうなんかなというような思いがありましたが、これに対してはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) 待合室へのブラインドを設置してはいかがかというお尋ねでございます。 夏場の状況など、利用者の待ち時間におけます快適性などの待合環境を調査いたしまして、また指定管理者とも協議をしながら必要かどうかを含め検討してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) ありがとうございます。本当に室内の温度とかというものもまたしっかり環境の下調べをしていただいて、前に向けて設置していただくことをお願い申し上げます。 それと、バスセンターの外側のベンチのこともよくわかりました。ですから、3番ベンチのところに関しては待っておられる方が実際おられました。今もおられます。そういう方も、今のような考えでベンチは置かないという趣旨なんでしょうか、どうでしょうか。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) バスの乗り場へのベンチの設置、特に3番乗り場のことをお尋ねだというふうに理解いたしました。確かにあそこのあいあいバス、循環バスがとまるわけでございまして、実情を調査し指定管理者、こちらのほうがどう考えておられるのか、そちらのほうとも協議しながら必要かどうか検討してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) ありがとうございます。ぜひとも指定管理者の方とよく協議をしていただいて、前に前に進めていっていただくようにお願いしたいと思います。 実際が、待合ベンチ云々かんぬんもあるんですけど、苦情を言いたいなと、こういうところにこんなんがあったらいいなというアイデアを出せる方も中にはいらっしゃいます。そういう方がどこにそれをお伝えしたらいいのかということがわかっていない方がおられます。ほとんどです。ですから、今回も多分管理者のほうにヒアリングの確認をとっておられると思いますが、管理者とお客さん、要は現場ですね、現場の方との接点がないんではないかなというふうに見受けられたんです。ですから、例えば議会のほうでも提案箱のようなものを置いとるじゃないですか。できればバスセンターの中にもそういうものを置いて、実際の市民の方々の声を聞いていただきたいなと思います。そうすれば、一々言わなくても入っておればそれに対して協議をしていただいて、できることはします、できないことはできないというような形になってきますが、それでも前に進めていくことには何ら変わりはないので、いいことだと思います。これに関しては、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) バスセンターを利用していただく方に快適に、また利便性を持ってご利用いただくということは使命だろうというふうに考えております。そういった中で、指定管理者、受けていただいている方にそういった調査、そういったことが聞き取れる方法等について積極的に取り入れるよう申し入れていきたいというふうに思います。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) ありがとうございます。本当によろしくお願いしたいと思います。 最後になります。自転車置き場と車の駐車場の環境、先ほど市長答弁でいただきました、午前中は全くあいていないような状態です。午後からは1台か2台ぐらいはあくんですが、私も実際軽四をあそこに置かせてもらってバスで出かけるわけなんですけど、たまたま私は運がよくって車を置くことができたんですが、なかなか、朝バスに乗られる、通勤か何かよく私もそこは把握できませんが、何か車がとめられないんだということはしょっちゅう聞きます。 自転車置き場が今いい整備で、屋根も新しくしていただいて下の地盤もよくされて、置きやすいような状態の自転車置き場をつくっていただいております。これはありがたいことだなと、このように思います。この自転車置き場が今現状、きょうも見てきました。30台は確かにとまってます。30台をとめるのに今の自転車置き場の長さというものが、延長というものが少し大きいのかなというふうに見受けられました。これから通学で出入りされるお客さんは、どんどんどんどん少子化で少なくなってくると思います。そういったことも加味しまして、少しでも井原のバスカンパニーの、それこそバスを使っていただく、あいあいバスを使っていただくというふうに前向きに検討していただければなと思います。これに対してはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) 自転車置き場をある程度駐車場に変更してはというお尋ねでございます。 現在、自転車の必要台数を確保しているものというふうに認識いたしております。ですから、自転車置き場を減少し駐車場を整備するということは考えておりません。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) わかりました。今現状では実際が置いておられる方皆さんが通路的に動かすのも十分広さがあります。ですから、今後バスに乗り入れされる方、学生の方々が自転車を置かれる、また一般の方が置かれる、そういう状況を見ていただいて、またそこから考え直していただければなと思います。 いずれにしても、井原バスセンターというのは新しくなりまして井原のシンボルになっております。そして、南側には井原駅があります。そういうような状況の中で、一本道でバスにも乗れる、それから一本道で汽車にも乗れる、そういう形で安心・安全な通勤であるとか、またお買い物であるとか、また行楽であるとかというふうにお使いいただけることを願っております。これからも行政7次総合戦略もあります、楽しみにしておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 以上で私の全ての質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(上野安是君) 11時10分まで休憩いたします。              午前10時58分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前11時10分 再開 ○議長(上野安是君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。 次に、3番 荒木謙二君。              〔3番 荒木謙二君登壇〕 ◆3番(荒木謙二君) 3番議員、荒木謙二です。通告に従いまして質問をいたします。 まず、最初の質問は、移住、定住施策についてで、美星町への住宅分譲地整備についてご見解をお伺いをいたします。 平成27年度に策定された元気いばら、まち・ひと・しごと創生総合戦略では、人口減少問題の克服、地方創生に向けて各種施策に取り組まれています。基本目標2、井原市への新しいひとの流れをつくるの基本的方向の中で、交流人口の増加を図り、移住、定住に結びつくよう施策を推進すると掲げられています。移住体験等の事業では、お試し住宅、いばらぐらし体験ツアー等の実施、そして宅地の確保支援では四季が丘団地、さくら団地の分譲、また宅地を造成し分譲する民間業者にも助成支援し宅地開発を推進するなど、移住、定住の施策に努められています。 そうした中、お試し住宅を利用された方には、新鮮な野菜を購入できるので星の郷青空市を何度も利用しているということを伺っていますし、いばらぐらし体験ツアーでも、平成28年9月議会において、ツアーメニューで一番好評だったものは美星の天文台、星空、夜空に感動された方が多かったとの答弁がございました。こうしたことから、美星町は移住を希望される方にとっては非常に人気が高いと考えられます。 平成28年度補正予算、平成29年度予算の中に、新たに芳井町、美星町でのお試し住宅事業の計画が予算化されています。その事業の中で、先ほどの感想にもありましたが、旧井原市に住みたいのであれば四季が丘団地、芳井町であればさくら団地。しかしながら、美星に住みたい、新たに住宅を建てたいと言われる方がおられてもすぐには対応ができない状態です。市民の声を聴く会でも、また本年新春においても市民の方々から、宅地分譲地をというふうな声を聞きますし、市長の耳にも届いているところだと思っております。 そこで、美星町の井原市所有の土地に住宅分譲地整備の提案をいたします。 この質問は、先輩議員が近々では平成26年9月議会を初め、数回一般質問をされています。答弁では、経済の状況や需要の動向等を見きわめ、美星地域の定住促進、地域活性化につながる有効な施策について、タイミングを見ながら検討するとのことでした。ただ、答弁された当時とは、今後はお試し住宅等の実施により、環境が変化してくるというふうに思われます。 先ほど申しましたように、総合戦略が新しく策定され、その総合戦略には移住、定住に結びつくよう施策を推進すると掲げられています。その市有地については、美星町、星の郷青空市の北面に位置し、地目は山林、山林と申しましても丘といってもいいくらいなだらかな状態で、9,600平方メートルあります。その一部を何区画か整備すれば、美星に住みたい、新たに家を建てたいとの要望に対応できると思いますし、市民の声にも反映できるというふうに思っております。今、タイミングを見きわめる時期が目前に来ているのではというふうに思いますが、市長のご意見を、ご見解をお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) それでは、3番 荒木議員さんのご質問にお答えをいたします。 市及び土地開発公社が整備している分譲宅地につきましては、井原地域に四季が丘団地、芳井地域にさくら団地がございます。四季が丘団地につきましては、現在未分譲地が19区画、さくら団地につきましては7区画あり、売れ行きが鈍化している状況にあり、まずはこれらの早期分譲を図らなければならないと考えております。 こうした中、ご提案いただきました土地につきましては、宅地造成の経費について試算したところ、造成工事に要する費用は約8,600万円、のり面などを除き販売できる部分は約4,900平方メートルということで、これを坪当たりに換算すれば造成工事費用だけで約5万8,000円になるものであります。市の販売している四季が丘団地、さくら団地に倣えば、これにさらに用地購入費、管理費を加えたものが販売価格になろうかと思います。ちなみに、現在分譲している四季が丘団地につきましては、平均で坪当たり約8万4,700円、さくら団地については約4万8,500円で販売しているところであります。 一方で、最近の美星町三山、星田の民間不動産の取引価格を見てみますと、宅地の場合坪当たり約1万円から1万2,500円となっており、また美星町三山の平成28年の地価公示価格を見てみてみましても坪当たり1万710円であり、宅地造成した分譲価格と実取引価格がかけ離れていることから、分譲することは難しいのではないかと考えておるところでありまして、ご理解をいただきたいと存じます。 現在、市では空き家バンク制度の運用や、中古住宅の購入、賃借の支援を初め、分譲宅地を3区画以上造成する事業者に対して、1区画当たり100万円を限度に事業費の3分の1を補助する分譲宅地開発助成支援を行っているところで、こういった制度もしっかり活用していただきたいと考えているところであります。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) 非常に厳しい現実を突きつけられたかなというふうな感がいたしております。 私が申し上げました市有地への分譲、宅地造成は試算で8,600万円というふうなもの、非常に大きな造成費用がかかるということ、また分譲価格と実取引価格がかけ離れているということから、非常に困難であるというような答弁でしたし、分譲宅地開発助成支援制度を活用して民間事業者による開発を促すような答弁であるかというふうに思っております。 美星町は星空という非常に豊かな自然の観光資源があり、星空を生かしたまちづくりの推進も掲げられておられますし、今後も交流人口の増加が見込まれるところでございます。今議会の補正予算においても、星の郷アクティブヴィラ、通称ペンションコメットというふうなことで呼んでおるわけなんですが、そこの増改築工事、そして美星町三山へのお試し住宅等、各種事業が上程されておりまして、短期滞在者にとっては施設環境も規模も整い、朗報であるというふうに思うわけなんですが、定住を望まれる方にとりましては、課題が残っておるというふうに思います。 今回は星の郷青空市の北面の市有地に関しての質問をいたしましたが、本年度予算のほうに計上されています美星分駐所の移転が上がっておるわけなんですが、その跡地の活用についても宅地課題克服に向けて今後はご検討していただければというふうにも思っております。 美星町に限らず、井原市への移住、定住施策を進めていくには、お試し住宅等短期滞在者の方、そして移住を希望される方の意見を聞き、そのときそのときのニーズに合った事業を推し進めていくことが、移住者にとって井原市がさらに魅力ある町になり得るのだというふうに考えております。そういった観点から、移住、定住施策は未来への投資というふうに考えていただき、今後も強力に推進していただくようにお願いをいたしまして、この質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、3番 荒木謙二君。              〔3番 荒木謙二君登壇〕 ◆3番(荒木謙二君) 次に、空き家の利活用についての質問をいたします。 元気いばら、まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標に、井原市への新しいひとの流れをつくるの基本的方向に、移住を促進するに当たって、まずは住宅が必要となることから、空き家の有効活用を実施すると掲げられています。 そこで、2点お伺いをいたします。 1点目は、本年度空き家の調査を実施されておられますが、現在までの実施状況をお伺いをいたします。また、利活用できると思われる空き家をどのように把握されているのか、そしてその中で空き家バンクに登録されているのは何戸となっているのか、また運営状況についてお伺いをいたします。 2点目として、空き家バンクに登録されていない空き家はどのような理由があるのかということをお尋ねをいたします。また、登録に向けてどのような施策を実施されているのか、お伺いをいたします。 以上、よろしくお願いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、空き家の利活用についてのご質問であります。 まず、1点目の今年度実施した空家等実態調査の結果でありますが、空き家の軒数は2,248軒で、このうち目立った損傷は認められない、あるいは危険な損傷は認められないと判定された空き家は869軒でした。ただし、この判定は外観目視によるものですので、これらの空き家を利活用するためにはさらに内部の確認も欠かせないのではないかと考えております。空き家バンクは平成28年度で15戸が登録され、9件の契約が成立し、うち6件については移住に伴うものであり、本年1月末現在、交渉可能な物件につきましては12戸となっているところであります。 次に、2点目の空き家バンクに登録されていない理由についてでありますが、地域おこし協力隊の住居交渉や、お試し住宅の利用交渉時において、空き家を所有者本人やその家族、親戚が時々利用するため貸せないということや、仏壇がある、片づけができないため貸すことは考えていないということを聞いております。したがいまして、空き家バンクについても同様な理由ではないかと推測するものであります。 また、空き家バンクの制度や登録のお願いの周知につきましては、ホームページフェイスブックを初め、市広報紙への掲載、自治会への回覧を行い、不動産業者への協力依頼や空き家の情報をいただいた際には直接所有者の方へ交渉するなど、登録の促進に努めているところであります。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) 空き家の軒数が2,248軒ということで、外観目視で目立った損傷あるいは危険な損傷が認められない軒数が869軒というふうなご回答でした。空き家については、人口減少や少子・高齢化が進むにつれ、今後もその数もますますふえてくるというふうに思われます。そうしますと、危険家屋の増加や管理されていない建物の増加による問題が次々と起こってきます。特に、家屋は人が住まなくなると急激に傷みが進みますから、空き家がふえるということについてはそれなりの対策が必要になってくるというふうに思います。 一方、使用できる空き家は多いものの、所有されている方が一時的に使われたりとか、仏壇などがあり他人には貸すことができないというふうな理由があるようです。先ほどの利用できるというふうな軒数869軒のうち空き家バンクの登録が12戸ということで、非常に少ないわけなんですが、そうした中、移住施策も兼ねた空き家の有効活用ということでは空き家バンク制度について大変私は期待をしているところです。そこで、この空き家バンク制度によって、現在何人の方がこの井原市に移住されたのか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) 空き家バンク制度によります移住者数についてのお尋ねでございます。 この制度は、平成20年度から行っておるものでございまして、本年1月末現在までの累計で申し上げますと、制度を利用されて本市に移住された方は16世帯32名でございます。内訳といたしましては、空き家を購入して移住された方が5世帯7名、空き家を賃借して移住された方が11世帯25名となっております。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) ありがとうございました。空き家バンク制度によって16世帯32名の方が井原市に移住されておるというふうなことです。 移住施策はすぐに大きな効果が出るものではありませんが、こうして実際に制度を活用して移住していただける方がおられるわけで、市ではさらにこの空き家バンクを活用した移住を促進するために、今年度いばらぐらし中古住宅活用補助金を創設されています。そこで、この補助金について現在までの利用数をお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) 本年度新たに創設いたしました、いばらぐらし中古住宅活用補助金の利用者数についてのお尋ねでございます。 本制度は、空き家バンクに登録のある空き家を購入または賃借して市外から本市へ移住される場合に補助金を交付するものでございますが、1月末現在での利用者数は4世帯16名となっておりまして、うち1世帯3名が売買によるもの、残りの3世帯13名が賃借によるものでございます。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) ありがとうございました。1月末までで4世帯16名というふうなご答弁でした。ありがとうございました。 成功している空き家バンク制度は、所有者による自発的な登録を待つというふうなことだけではなく、地域の方々などと連携して物件を発掘して、さらに移住希望者に対しては、生活や仕事面などさまざまな相談にも応じ、移住者を引きつける地域の魅力をいかに発信できているかが重要であるというふうに聞いております。こうした対応は、当然行政だけではできないため、地域の方々などと連携して行うネットワークづくりを重視し、空き家の利活用を個人の問題とせず地域の問題と捉え、地域、集落を維持し、活性化していくという長期的視野に立ったメリットの啓発によって所有者の意識を変えていく、そういった仕組みづくりを今後続けていく必要があるというふうに考えます。今後においても、利活用できる空き家を地域の方々とともに解決できますことを願いまして、この質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、3番 荒木謙二君。              〔3番 荒木謙二君登壇〕 ◆3番(荒木謙二君) 続いて、平成29年度当初予算の中に、イバラノミクスに新設されるホテル・旅館誘致等促進事業補助金が新たに計上されていますが、創設した理由、補助の概要、誘致を想定されている施設の建設規模など、どのようなホテルや旅館を想定されているのか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、平成29年度に新設するホテル・旅館誘致等促進事業補助金についてのご質問でございます。 本市の宿泊事業所数は、岡山県内の類似市と比較してみますと、地形や環境など違いはありますが、少ない状況であります。こうしたことから、このたび宿泊施設、客室をふやし、滞在を促すことを目的に、ホテル、旅館の誘致と既存の宿泊施設の整備を充実させる補助金を創設したものであります。このことにより、新たな観光やビジネス等の交流人口を獲得するなど、新規雇用を含めた地域経済の活性化につながるものと考えております。なお、本補助金は本市の経済雇用対策事業でありますイバラノミクスに平成29年度から追加をし、積極的にPRしたいと考えております。 補助の概要につきましては、市内全域を対象に旅館業法第2条第2項に規定するホテル営業、または同条第3項に規定する旅館営業の用に供する施設を新たに建設することや、既存の宿泊施設を整備することを支援するもので、大きく2つのメニューがございます。 1つは、建設に要する経費の支援であり、新設の場合は2,000万円以上、増改築及び改装の場合は200万円以上の工事費等の2分の1以内を補助し、補助限度額は1億円であります。 もう一つは、経営安定を図るための支援であり、新設の場合に限り土地及び建物に係る固定資産税、都市計画税の相当額を3年間補助するものであります。 なお、想定している施設の建設規模等につきましては特段設定しておらず、要件も客室5室以上とできるだけ制限を設けず、本市に新たなビジネスホテルや観光ホテルを市内外から一棟でも建てていただければと考えております。いずれにいたしましても、この新設事業を含め、来年度も引き続きイバラノミクスを強力に推進し、地場企業の活性化に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) 新設の場合は2,000万円以上、増改築及び改装の場合は200万円以上の工事費等の2分の1以内を補助、そして補助限度額が1億円、また新築の場合は固定資産あるいは都市計画税を3年間免除というふうなことでした。 この補助金による事業効果をどのように見ておられるのかについてお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) この補助金による事業効果についてのお尋ねでございます。 まず、この補助金の利用によりまして当該宿泊施設が建設されることに伴います、建設に係る経済波及効果が生まれると考えております。また、立地後には、新規雇用のほか観光客や交流人口の増加によりまして、地域への経済的な相乗効果もあるものと考えております。その経済的な相乗効果と申しますと、例えば地元食材の活用でございますとか、地元のお土産の購入などで経済効果が生まれるというふうに期待しております。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) 相乗効果、それから新築された場合は経済波及効果が生まれると、本当にまあ、そうなればいいなというふうに思うわけなんですが、今市内にも既存の宿泊施設があります。その既存の宿泊施設への影響についてはどのように考えておられるのか、伺います。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) 既存の宿泊施設への影響についてのお尋ねでございます。 影響につきましては、誘致により新たに立地するホテル、旅館の場所や規模によりまして、一概にこうなるというのは非常に申し上げにくいところではございますけれども、それよりも新たな誘致によりまして人の流れがふえることによる相乗効果、こちらのほうを期待したいと考えております。 また、既設の宿泊施設につきましても、利用者の利便性や環境整備などを目的に増改築に対しての補助を行っておりますので、これによりましてそちらのほうでもしっかり施設の更新、魅力度を高めていただきたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) 影響については、相乗効果のほうに期待をするというふうなお答えでした。環境整備などを目的に増築、改築及び改装の補助というふうなご答弁をいただきましたが、環境整備の対象の範囲はどこまでなのか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) 環境整備に対する補助の対象範囲についてのお尋ねでございます。 この補助事業の改築あるいは改装につきましては、既存の建物の環境、これをより快適な宿泊環境を提供していただくということを考えております。それによりまして、利用者の増加を図るというところが最終の目的でございます。ですから、増築を含めまして、既存の建物とこれに付随いたします設備、例えば空調でありますとかあるいは厨房施設、あるいは宴会場施設、こういったものの改修する費用が対象になるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) 増築を含めた既存の建物と、これに付随する設備に要する費用が対象であるというふうに、非常に幅が広いというふうな感じがいたしますが、今現在、イバラノミクスの事業、20事業ありますが、本補助金とその併用は可能かどうか、その点をお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) 本補助金と既存のイバラノミクス事業との併用の可能性についてのお尋ねでございます。 このホテル・旅館誘致等促進事業補助金を活用される場合、イバラノミクス事業の中で次の4つの事業については併用することを可能としております。 まず、利子補給、それから信用保証料の補助、新規学卒者の雇用奨励、それと非自発的離職者雇用応援助成、こちらの4つの補助につきましては併用可能としております。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) 金融関係そして雇用関係、4つの助成金、補助金が併用が可能というふうなことです。この誘致するホテル等は市内の異業種の参入というふうなことも考えられなくもないわけなんですが、一般的に考えますとホテルチェーンなどが浮かんでくるわけなんですが、この制度の周知というふうなことは、先ほど市長答弁でも積極的なPRというふうな答弁がありましたが、周知の方法はどういうふうな方法をとられておられるのか、これについてお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) 周知方法についてのお尋ねでございます。 周知につきましては、当然市内に対しましては市の広報や行政番組によりまして周知してまいりますし、市外に向けましてもより多くの企業さんに本制度を知っていただくことが重要だと考えております。このことから昨日、地域創生課魅力発信係の仕事についてのお尋ねに対しての回答にもございましたけれども、井原市のホームページはもとより首都圏等の企業に対しましても魅力発信係を活用いたしまして、ダイレクトメールの折り込みですとか、企業向けセミナーへの参加、さらには県の東京事務所や大阪事務所などさまざまな手段を通じまして積極的なPRを努めていきたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) ありがとうございました。イバラノミクスは経済雇用対策でございますので、この制度を使っての新たなホテル等を建設することや既存の宿泊施設を整備することによって宿泊客がふえ、お金を落としていただくというふうなことで、地域経済の活性化、また新たな雇用の創出が目的であるんではないかというふうに思うわけなんですが、営業部長のでんちゅうくんもこの7月にフランスでのジャパンエキスポにも市長とともに参加をされ、この井原市をPRするということで注目もありまして、今インバウンド、誘客のほうが期待をされる中、なくてはならないというのが宿泊施設ではないかというふうに思います。いずれにいたしましても、新たな切り口で新しいものを取り入れ、イバラノミクスをさらに進化発展させていくことは必要不可欠というふうに思います。 経済はまさに生き物であり、これからどうなっていくとかということを予測することは非常に困難ではありますが、この新しく加えられた補助金制度も今後どういうふうな結果が出るかわかりませんが、イノベーションの必要性というふうなことが問われる中、とにかくチャレンジしていこうとする、まさに市内経済を力強く牽引していこうという積極的な姿勢というものは非常に評価ができるというふうに思っております。ぜひ、市内に新たな宿泊施設が誘致できまして、市内が活性化しますよう大いに期待をいたしまして、この質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、3番 荒木謙二君。              〔3番 荒木謙二君登壇〕 ◆3番(荒木謙二君) 最後の質問となります。 介護予防・日常生活支援総合事業について伺います。 介護保険法の一部改正により、井原市は4月から要支援1と要支援2の認定者が利用する介護保険の訪問介護、ホームヘルプサービスと通所介護、デイサービスは総合事業の介護予防・生活支援サービス事業に変わりますが、どのようにサービス等が変わるのかお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、介護予防・日常生活支援総合事業についてのご質問でございます。 ご承知のとおり、介護保険制度は平成12年4月にスタートし、介護予防の推進や制度の持続性を見据えて、これまで順次、法改正が行われてきました。 お尋ねの総合事業の介護予防・生活支援サービス事業は、平成26年6月の介護保険法の一部改正による新規事業で、今後さらに高齢化が進展していく中、要支援認定者等の多様な生活支援ニーズに応えていくため予防給付の訪問介護と通所介護を全国一律の基準に基づくサービスに加え、市町村が地域の実情に応じたサービスを効果的に提供していくため、平成29年度までに全ての市町村において実施が義務づけられたところであります。 そこで、総合事業の介護予防・生活支援サービス事業の導入により、どのように変わるのかのご質問でございます。 まず、訪問介護でありますが、現在と同じ排せつ介助や入浴などの身体介護と掃除や洗濯などの生活援助を行う訪問介護を引き続き実施するのに加え、本市独自の基準による生活援助のみを行うすまいるサービスを新たに実施いたします。 次に、通所介護でありますが、現在と同じ内容の通所介護を引き続き実施するのに加え、本市独自の基準により、排せつ介助や入浴などの身体介助を必要としない方を対象に生きがいづくりや仲間づくりにつながる、はつらつデイサービスを新たに実施いたします。 また、この総合事業の介護予防・生活支援サービス事業に移行する時期についてでありますが、この事業自体は平成29年4月から始まりますけれども、現在要支援認定を受けている方が一斉に移行するわけではありません。4月以降に新規に要支援認定を受けた方は、その時点から現在と同じ内容の訪問介護や通所介護、またはすまいるサービスやはつらつデイサービスを利用していただくことになります。 一方、既に要支援認定を受けている方は、4月以降の認定有効期間が終了するまでは現在と同じ介護予防サービスの訪問介護と通所介護を利用し、更新認定の有効期間開始日からは現在と同じ内容の訪問介護や通所介護、またはすまいるサービスやはつらつデイサービスを利用していただくこととなり、1年をかけて移行することになります。 以上のように、本市の取り組みは現在のサービスに加えて新しいサービスを実施しますので、サービスの選択肢がふえ、介護予防サービスを充実させたものであります。いずれにいたしましても制度が変わることにつきましては、市民の皆様を初め、介護サービス事業者に十分な周知を図りスムーズな移行に努めるとともに、今後とも要支援者等の多様な生活支援ニーズに対応した効果的で効率的な事業を実施してまいりたいと存じます。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) 現在利用されているサービスはそのまま継続し、それに加えて訪問介護ではすまいるサービス、通所介護でははつらつデイサービスを新しいサービスとして実施ということで、既存のサービスがなくなるのではなくサービスの選択肢がふえてくるというふうなことですので、利用者の方も安心をされたというふうに思っております。 そこで、要支援1と要支援2の認定者数と、その要支援認定者が利用されている訪問介護及び通所介護の利用者人数は何人おられるのかお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山田正人君) 要支援者の認定者数と、そういった方々が利用されている訪問介護、通所介護は何人おられるのかというお尋ねでございます。 平成28年12月末現在の人数を申し上げます。 第1号被保険者、これは65歳以上の高齢者でありますが、1万4,430人おられます。そのうち要支援1の認定者数は475人、そのうち訪問介護を利用されている方は71人、通所介護を利用されている方が184人であります。 次に、要支援2の認定者数でございますが372人、そのうち訪問介護を利用されている方が69人、通所介護を利用されている方が152人でありまして、合わせまして認定者数は847人、そのうち訪問介護を利用されている方が140人、通所介護を利用されている方が336人となっております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) ありがとうございました。昨年12月の時点で要支援認定者が847人おられて、そのうち140人の方が訪問介護を利用され、また336人の方が通所サービスを利用されているとの答弁でした。 この多くの方々が、先ほど説明された総合事業の介護予防・生活支援サービス事業の4つのサービスを選択して利用していただくことになるわけですが、このたび特に市の独自サービスとして加えるサービスの創設に当たって、国が推奨している元気な高齢者が支援を必要としている高齢者を支える側になってもらうこと、お互いが解決する力、互助を市はどのように考えておられるのかお尋ねをいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山田正人君) 高齢者が高齢者を支えるということをどう考えているのかというお尋ねでございます。 確かに、お元気な高齢者が支援を必要とされている高齢者を支える側になっていただくことが、このこと自体が介護予防につながるんではないかというふうに考えております。こうした考えに基づきまして、このたびのこの総合事業のサービス内容につきまして検討を行ってまいりました。その結果、訪問介護につきましては、ホームヘルパーなどの専門資格者しかできない身体介護は行わず、掃除や洗濯など資格がなくても行える生活援助のみを提供するすまいるサービスを新たに設けることといたしました。こうしたことから、元気な高齢者が会員となっておられますシルバー人材センター、こちらのほうへこの事業の趣旨あるいはサービス内容を説明いたしました。そして、シルバー人材センターにはもうご理解をいただきまして4月からのすまいるサービスの事業に参入していただけることとなっております。 以上です。
    ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) シルバー人材センターがこの4月から資格がなくても行え、生活援助のみを提供するすまいるサービスに事業者参入されるというふうなことですが、非常にいいことではないかというふうに思うんですが、総合事業の介護予防・生活支援サービス事業によるサービスの利用者負担額がどのようになるのかお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山田正人君) 総合事業の利用者負担額はどうなるのかというお尋ねでございます。 まず、利用者の負担割合でありますが、現在の介護保険の予防給付と同じ1割負担あるいは2割負担ということになります。 次に、利用者の負担額でございますが、具体的な例を挙げて申し上げます。 これまでと同じサービスの訪問介護では、例えば週1回、1カ月4回の利用の場合、サービス単価は月額1万1,680円であります。これは包括単価と申しまして、利用者の方の都合、例えば体調不良などにより1カ月に1回のみの利用でも、また1カ月に4回利用されても1割負担の方はサービス単価月額、先ほど申し上げました1万1,680円の1割、1,168円が必要となります。これを1カ月に4回利用された場合の1回当たりの自己負担額に換算しますと、292円となります。 一方、新たに実施いたしますすまいるサービスはこの包括単価を採用しておりません。1回当たりのサービス単価を2,000円に設定しておりまして、1割負担の方の自己負担額は200円となります。したがいまして、これまでと同じサービス内容の訪問介護の自己負担額292円よりは安価となります。 次に、はつらつデイサービスも同様でありまして、1割負担の方の1回当たりの自己負担額はこれまでと同じサービス内容の通所介護ですと412円、これに対しまして300円と安価になります。 以上です。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) すまいるサービスもはつらつデイサービスも本市独自の基準によるサービス内容で、自己負担額が安くなるというふうなご答弁をいただきました。 保険給付の2つのサービスから総合事業の介護予防・生活支援サービス事業の4つのサービスに移行しますと介護保険料というのは変わるのかどうか、その点についてお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山田正人君) これまでの保険給付の2つのサービスが今度は総合事業で4つのサービスになる、これで保険料は変わるのかというお尋ねでございます。 2つから4つになるということでメニューがふえるだけでありまして、事業費が膨らむというものではございません。介護保険制度では、その費用は国、県、市、第1号被保険者の介護保険料、第2号被保険者の介護保険料で賄っておりまして、その負担割合は定められております。現在の保険給付のサービスも4月からスタートいたします総合事業によるサービスもこの法定負担割合は変わりませんので、介護保険料も改定はいたしません。 以上です。 ○議長(上野安是君) 荒木謙二君。 ◆3番(荒木謙二君) ありがとうございました。新たな事業に移行しても介護保険料は変わらないというふうなご答弁でした。 この事業は、全国一律の基準に基づく同じサービスから市が地域の実情に応じたサービスを充実させ、さらに効果的にサービス提供していく事業であり、比較的自由度の高い事業である一方、市の積極的取り組みと熱意、そして適切なマネジメントの能力も必要となるというふうに考えます。そうした中、井原市は独自の訪問介護のすまいるサービス、通所介護のはつらつデイサービスの実施で、利用される皆さんが住みなれたこの地域で安心して暮らしていくためにも地域包括支援センターにも相談をされまして、一人一人が生活に合った柔軟なサービスを受けられ、そして可能な限り自立した日常生活を営むことができますことを願いますとともに、この本事業が有効かつ効果的に活用されますことを強く期待をいたしまして、私の全ての質問を終わらさせていただきます。ありがとうでした。 ○議長(上野安是君) 午後1時まで休憩いたします。              午後0時1分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時   再開 ○議長(上野安是君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。 午前中に引き続き、一般質問を行います。──16番 佐藤 豊君。              〔16番 佐藤 豊君登壇〕 ◆16番(佐藤豊君) 公明党の佐藤 豊でございます。通告に従い4件について質問をいたします。 1件目に2017年度における高梁川流域連携中枢都市圏成長戦略ビジョンについてお伺いをいたします。 高梁川流域の連携都市圏では、広域連携を進める備中地域10市町が事業指針となる2017年度版成長戦略ビジョンの改訂案を取りまとめたと新聞報道がございました。この改訂案には、圏域全体の経済成長や行政サービスの向上に向け38項目の目標値が導入され、新規と継続事業を含めて65件の事業の実施が各首長で形成される高梁川流域自治体連携推進協議会で承認されたとの報道でありました。また、その内容の中には2019年度の目標値として、主要観光地の観光客数の現状の基準値の803万人より約2割増しの960万人とし、また滞在時間や周遊箇所数もあわせて2割増としての目標が立てられております。さらに、結婚相談所・婚活推進事業による成婚数を200組にするなどがうたわれています。 そこで、成長戦略ビジョンにおいて、今後本市のかかわる事業や予算措置について具体的にどのように進められるお考えでしょうか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) それでは、16番 佐藤議員さんのご質問にお答えをいたします。 本市は、倉敷市を中枢都市として高梁川で結ばれ、古くから文化的に結びつきが強かった県西部の10市町で高梁川流域連携中枢都市圏を形成しており、平成27年3月に連携協約を締結するとともに、その具体的な取り組み内容を定めた高梁川流域圏成長戦略ビジョンを策定しております。このビジョンは毎年度改訂を行っており、去る1月31日には高梁川流域自治体連携推進協議会を開催し、新年度に向けて38項目の数値目標を掲げ、新規、継続事業を合わせて65の事業に取り組むことを盛り込んだビジョン第2回改訂案を承認したところであります。連携して取り組む事業は多々ございますが、中でも本市といたしましては、人口減少、少子・高齢社会に対応するため元気いばら、まち・ひと・しごと創生総合戦略の施策と相乗効果の得られるような経済、雇用の活性化、新しい人の流れをつくるための観光振興、移住、定住の促進や若い世代の結婚の夢をかなえる事業などに重点的に取り組むこととしております。 具体的な事業を紹介いたしますと、首都圏でデニム産地のプロモーションや展示、物販、バイヤー商談会を開催する繊維産地プロモーション事業を初め、連携事業の一つとして設置している高梁川流域観光振興協議会を通じた圏域を周遊する体験型の旅行の開発や旅行会社への提案、井原線のPRの実施、また東京や大阪で開催される大規模な移住フェアへの高梁川流域市町での合同出展、倉敷結婚相談所の共同利用や婚活イベントの共同開催などに圏域市町と連携して取り組んでまいります。 また、これらの連携に要する経費として、高梁川流域観光振興協議会への負担金47万円など、計125万円を新年度予算に計上しております。 本市といたしましては、人口減少社会の中、行政が単独で担う役割には限界があると考えており、経済の活性化や交流の促進を目指し、圏域全体で緊密に連携することで本市の特色にさらに磨きをかけ、圏域全体はもとより本市が着実に発展できるよう連携事業に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) 答弁をいただきました。 重点的な取り組みとして、デニムのプロモーションとか結婚推進の取り組み、各種答弁をいただきました。具体的に私は今回絞った質問させていただきたいと思うんですが、まず観光客の目標値が803万から960万にふやすという目標値でございましたが、本市はどの程度の、この960万の中にかかわりを持つ目標を立てられているのか、その点まず教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) 先ほど申し上げました数字につきましては、圏域全体での数字ということでございまして、これは各市、町がそれぞれ積み上げたというものというよりも、全体での流動人口の状況を勘案した上でこのような目標値を設定されているものでございます。ですから、本市として具体的に何万人というふうな形のものというのは持ち合わせておりません。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) わかりました。 それでは、主要観光地も目標値が立てられております。主要観光地にどれだけ来ていただくのかといったこともあったと思うんですが、井原市とっての主要観光地とはどういうふうなところを主に考えておられるでしょうか。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) 今までにもあらゆる機会を通じてPRしてまいりました美星の星空でありますとか、あるいは田中美術館、そういったところが代表的な観光地であろうというふうに考えております。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) それぞれの市町で主要な観光地ということで、そこに誘客という形を今後の目標として掲げられたと思うんですが、そういった各市町の主要観光地の連携ということは本市としてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) こういった広域の圏域で取り組むということにつきましては、そういった旅行につきましても日帰りでなくて滞留型の旅行のほうがはるかに経済効果が多いというふうにされております。そういった中で圏域にとどまっていただきまして、圏域内のさまざまな観光地を訪れていただくことによりまして、それぞれの地域に一定の経済効果が生まれてくるということで、単品でそれぞれの地域、市町村の観光地をPRするよりも、圏域としてパッケージしてPRするほうがそういった効果が高いというふうに判断しているものでございます。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) 前回ですか、前々回の質問でインバウンドという取り組みについて本市の今後の対応についてお伺いしたんですけれども、それ以後、本市としてインバウンドに対する体制整備というのはどのように図られたのか、その辺再度お聞かせ願えればと思います。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) この例えば高梁川流域連携事業におきます観光の取り組み、本市の取り組みについて申し上げますと、過去にもやりましたけども、台湾の旅行会社や雑誌社を招聘して視察ツアーを行います高梁川流域のインバウンド推進事業でございますとか、着地型の旅行商品、体験プログラムを開発した高梁川流域着地型旅行商品開発事業などに取り組むこととなっております。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) 960万人までに10の市町で観光客をふやすという目標でございます。これは国内外を含めた数字であろうと思いますので、そういった本市の今回の予算の中にもフランスまで出向いて行って本市のPRをするという取り組みもなされておりますので、そういった意味で海外のインバウンドの方々を本市に招くといったことを想定しますと、それなりの準備、受け入れ態勢といったものが必要になると思います。そういった意味で、今回の予算組みの中では旅館とかホテルを建てる場合の補助制度等々、予算化の中に進んでいるということはそういった意味も含まれているのかなという思いはするわけですけども、そういった意味で今後、そういった視点も持って観光客の増に向けた取り組みをしっかり行っていただきたいというふうに思います。 次に、結婚相談所・婚活推進事業についてであるわけですが、目標値としては10市町で200組という形での目標値を立てておられますけれども、本市としての目標値というのはその中で何組ぐらいを目標値とされているのか教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長三宅道雄君) こちらにつきましても圏域全体という形でございまして、市町ごとの積み上げになっているわけではございません。 このたびのこの結婚推進とかのあるいは結婚相談室とか婚活の推進の事業でございますけれども、この圏域で取り組みます事業につきましては、結婚相談所の事業につきましては、従来、倉敷市の社会福祉協議会が主体となって運営されておられました倉敷市民を対象とした結婚相談所の事業、こちらのほうを利用対象を圏域全体に広げて、圏域全体の方でご利用いただけるという形になったものでございます。そういった中で、利用件数あるいは成婚件数をカウントしていこうというものでございます。この結婚相談事業について申しますと、その構成市町につきましては、その結婚相談所の存在あるいは登録できることなどを当該市町の住民の方に対して十分に周知、宣伝してしっかり利用していただくという形にするものでございます。 婚活推進につきましても、こちらのほうも圏域全体に対象者の方がいらっしゃいます。そういった圏域全体の対象者の方が、それぞれの圏域構成市町村で開催されます婚活イベントに参加できるように、それぞれの市町において対象者の方々に対する宣伝、啓発活動を続けていこうというものでございます。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) 人口減少というのはもう前々から言われた課題でありますし、その解決に向けて各市町村でも全力を挙げて対策を打たれているところでございます。その中で、まずは人口減の一つの大きな対策として結婚、婚活に対してどれだけ行政が本気になって推進していくかということではございますので、今の部長の答弁では、この圏域の中での目標値であったり、また倉敷市が中心となった目標値であるということでありますけども、井原市としてもある程度の目標値を持った姿勢というのが必要になってくるんじゃないかというふうに思いますので、今後そういった姿勢で取り組んでいただければというふうに思います。 最後に、高梁川流域の成長ビジョンについて、スタートしてもう何年もたつわけですけれども、内容自体について我々もなかなか知る機会もなかったし、あわせて福山を含めて圏域についての事業、行政サービスの拡充といったこともなかなか、どういった内容が進められているのかとか、なかなか見ること、聞くことができなかったんですけども、全体的に今回の成長ビジョンについて、もう少し市民に周知してもらうような取り組みというものがあってもいいんじゃないかというふうに思うんですが、その点についてのお考えはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) 成長戦略ビジョンの周知、その方法についてのお尋ねでございます。 現在、成長戦略ビジョン、こちらにつきましては市のホームページのほうで知れるようにいたしております。しかしながら、周知がいってるのかということでございますが、なかなか周知はいってないものと思います。大切なのは、せっかく連携事業として多彩な研修、セミナーまたイベント等が倉敷市を中心として開催されるわけでございますから、それぞれ具体の事業に関しましてなお一層市民へのPRあるいは情報発信を強化して、しっかり受講なり参加を促してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) よろしくお願いしたいと思います。 なぜそんなことを言ったかといいますと、先ほども建設部長のほうからもありましたけれども、結婚相談についても倉敷市を中心に倉敷で相談窓口を持って、この10市町の皆さんと協力してという結婚、成婚に結びつける取り組みということでございますけども、前回、矢掛町さんの取り組みをさせていただいたときに、初めて倉敷、この10市町の圏域でのそういった結婚相談とかという体制ができてるんだなということを、初めて私自身知ったわけなんです。そういった意味で、そういった広い地域でそういった取り組みをされているということを、なかなか市民の皆様方も知る機会が今までなかったんじゃないかといったことをそのとき思いまして、そのほかの事業もあわせてそういったところがあるんじゃないかというふうな思いがありまして、そういった質問をさせていただいたところです。今後、今総務部長のほうからそういったことを少しでも市民の皆さんに知っていただく努力をしたいということだったと思いますので、よろしくお願いをいたしまして、この件についての質問を終わりたいというふうに思います。 ○議長(上野安是君) 引き続き、16番 佐藤 豊君。              〔16番 佐藤 豊君登壇〕 ◆16番(佐藤豊君) 2件目に東京五輪メダル制作に向けた小型家電の回収についてお伺いをいたします。 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで授与するメダルを都市鉱山として地表に眠る小型家電や携帯電話等からリサイクルで抽出した金、銀、銅などの金属で制作することを決め、この4月から全国の自治体や企業等への協力依頼をスタートすると発表いたしております。この取り組みは、日本の環境に対する意識の高さとリサイクル技術を世界に発信するとともに、実現すれば五輪史上初の取り組みでございます。 本市でも2013年4月に施行された小型家電リサイクル法に基づき小型家電の回収を市庁舎入り口で回収ボックスで行い、毎月一定の回収実績があるとのことでありますが、近年、地元興譲館高校の卒業生がオリンピックの女子長距離種目に出場するなど、市民が今まで以上にオリンピックを身近に感じ、東京大会への期待が膨らんでるところでございます。そうした中、本市としてもメダル制作の一助となる取り組みとして、またリサイクル社会の強化のため積極的な回収に向けた啓発運動と各自治会を含めた団体等との協力体制の整備の必要が大切と考えますが、市長のお考えをお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、東京五輪メダル制作に向けた小型家電の回収についてのご質問であります。 小型家電の回収につきましては、貴重な資源の有効活用、環境保護の観点から携帯電話、デジタルカメラ及びゲーム機などを対象として小型家電リサイクル法が平成25年4月に施行されました。市では法施行にあわせ本庁及び支所に回収ボックスを設置し対応いたしておりますが、回収実績につきましては、開始年度が4.9トン、平成26年度3.4トン、27年度3.4トンとなっております。なお、回収した小型家電は環境省の認定事業者を通じて有効な資源として活用されております。 こうした中、2020年開催予定の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ではメダル約5,000個の原材料となる金、銀、銅を携帯電話や小型家電製品から回収した再生金属で全て賄う方針と報じられているところであります。 現在のところ、具体的な回収時期や方法、回収品目等については不明でありまして、依頼もございません。市といたしましては、環境省や組織委員会から依頼があった場合は国民的な事業展開であることを受けとめ、市民のリサイクル運動の推進に期するよう積極的に協力してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、小型家電の回収につきましては廃棄物の適正処理及び有効利用の確保の観点から引き続き推進してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) 今のところ、国また競技団体のほうから依頼はないということでございますが、依頼があったら国民運動としての取り組みでもあるので本市としても一生懸命取り組みたいというご答弁だったというふうに思います。 平成15年に小型家電の生産量というのが約60万トンといわれとるんですけど、その回収が6.何万トンです。だから、10分の1ぐらいしか小型家電の回収ができてないというのが現状みたいです。そういったことを考えると、今回の運動によってまだまだ都市鉱山といわれる眠っている小型家電はいっぱいあると思うんです。そういったことを本当にいい利活用するためには今回の取り組みは大きな効果があるというふうに思いますし、本当に取り組んでいかなければならないなというふうに思っております。 そういった依頼があったら、いろんな形で協力して取り組みたいという市長のご答弁でございます。本市としても小型家電の回収リサイクルを始めましたというチラシがあるわけなんですけれども、新たにそういった依頼があった場合、チラシを再度つくっていただいて、そのチラシの中にオリンピックに皆さんで参加しましょうとかオリンピックのために小型家電の回収に協力してくださいとかというお願いとか、市庁舎の入り口にある回収ボックスにオリンピックのメダル作成にご協力くださいとかというポスターとか張って、そういった回収運動をすればと思うんですが、その点の考えはありますでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村宗則君) このたびの取り組みを行うとした場合の新たなチラシの作成とか対応についてのご質問であります。 このたびのこの取り組みにつきましては、基本的にはこの大会以降も持続可能な社会を実現するというレガシーを残すという意味合いも持っているというふうにお聞きしてます。そういう中で、まだ内容等が示されてない中なんで答弁が難しいとこではありますけれども、当然市といたしましても以前から小型家電の回収には取り組んでおるわけでございます。それの推進にはいい機会だというふうにも思っておりますので、今後示される内容、これを見きわめて適切に対応していきたいというふうに思っております。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) ありがとうございました。答弁いただきました。 ちょっと調べたところ、今回、先ほども市長答弁の中にあったんですけど、メダルを合計で5,000個ほどつくるという目標だそうです。そのために必要な金が10キロ、銀が1,230キロ、銅が736キロ、合計2トンは必要だということなんですけども、それだけでは製造中にロスをしたときのことを考えてその2トンなんですけど、現実的にはその4倍の8トンのそういった金、銀、銅の金属を集めなければならないということであるので、かなりの小型家電また携帯電話を集めなければ全部の5,000個をつくることにはつながらないというようなことも言われておりましたんで、本市としてもそこの何個分に相当するかはわかりませんけれども、一つでも二つでもそのメダルに貢献するような回収ができればというふうに思いますので、今後そういった依頼があったら市のほうも前向きに取り組むということですので、よろしくお願いをいたしまして、この件についての質問は終わりたいというふうに思います。 ○議長(上野安是君) 引き続き、16番 佐藤 豊君。              〔16番 佐藤 豊君登壇〕 ◆16番(佐藤豊君) 3件目に「30・10(さんまるいちまる)」運動の普及啓発についてお伺いをいたします。 近年、食べられる状態にもかかわらず捨てられる食品、また廃棄される食品の総量を意味する食品ロスの問題がクローズアップされております。日本で年間に廃棄される食品ロスは632万トンに上るといわれ、その量は平成24年の日本における米の収穫量が821万トンであることや平成21年の世界の食料援助量が570万トンといわれる中、食品ロスの量は膨大であり、その削減が急がれております。 現在、市内の幼稚園や小学校、中学校などでは栄養士や先生による食育の推進効果もあり、残食の削減が進んでいるように聞いております。 さて、国でも食品ロスの821万トンを削減するための取り組みが進みつつあります。「30・10(さんまるいちまる)」運動もその一つであり、長野県松本市でスタートした運動であります。内容は、年末年始や年度がわりなど宴会等が多くある時節に、宴会開始後30分は自席で料理を楽しみ、お酌や歓談が続く中、終了10分前に司会や幹事からの呼びかけで自席に戻り、残った料理を食べることに集中する運動であります。環境省も注目し、国民運動として普及啓発に努めており、2016年度には18道県と62市区町で導入され広がりを見せている状況にあります。 本市としても運動の趣旨を受けて、食品ロスの削減に向けた積極的な啓発運動に取り組まれるお考えがあるのか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、「30・10(さんまるいちまる)」運動の普及啓発についてのご質問であります。 食べられるのに廃棄される食品、いわゆる食品ロスについて平成28年に発表された環境省の推計では、家庭や事業所からの食品ロスは合わせて年間632万トンになるとされております。この量は国民1人1日当たり138グラム、およそ茶わん1杯の御飯の量に相当するものであります。こうした現状にある中、食品ロスの削減に向けての取り組みの一つとして「30・10(さんまるいちまる)」運動が全国的に広がりを見せております。県においては平成29年度一般廃棄物関係新規事業で食品ロス・家庭ごみ削減促進事業を予定し、その中で「30・10(さんまるいちまる)」運動についても市町村と連携し推進を図ることとされております。市の食品ロス削減に向けた取り組みといたしましては、学校給食における食べ残しの堆肥化や生ごみ処理機等の購入に対する補助制度に取り組んでいるところであります。 今回ご質問の食品ロス削減に向けての「30・10(さんまるいちまる)」運動は、市民一人一人のもったいないという気持ちを大切にし、食べ残しを少なくするための一つの取り組みであり、また飲食店にとってもごみの減量、経費の節減といったメリットがあるものと考えております。こうしたことから、食品ロス削減、家庭ごみ減量化に向けて県が作成する普及啓発資材の活用や食品ロス削減キャンペーンの情報提供にあわせ、「30・10(さんまるいちまる)」運動についても県と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) 答弁いただきました。県と協力して対応していきたいという答弁だったというふうに思います。 もう一件紹介させていただいて、この件の質問を終わりたいと思います。 先ほどの取り組みは「30・10」の取り組みですけれども、これは環境省が取り組んどる運動であります。あと、農林水産省もそれに似たような取り組みなんですけれど、ちょっと違うところは、おいしい食べきり運動というのも農林水産省が取り組んでおります。 内容は、飲食店とか料理をつくる関係したお店なんですけども、小盛りメニューの導入、普通中とか大とか小とかありますけども、小盛りメニューの導入、そういったものを積極的に導入する。それから、食中毒のおそれのない料理の持ち帰り。私も飲食関係しておりますんで、できるだけ食べていただいて、持って帰っていただきたくはないんですけれども、煮つけとか火がしっかり入ったものには、季節によっては、寒い時期等々では持って帰っていただいても若干安心かなといったものもあるわけでして、そういったもんは持ち帰ってすぐに食べて、次の日とかその次の日に食べるともちろんだめですけども、持ち帰ってすぐに食べていただければその辺は大丈夫かなというふうな、そういったことの推進です。それからあと、お客様への呼びかけで食べ残しを減らしてくださいというふうにお店のほうからも提案していただいたり、声かけをしていただく、そういった運動だそうであります。この運動もかなりの自治体でもう取り組みが進んでいるようでございますので、あわせて、先ほど市長答弁でありましたけれども、市民皆さんが少しでももったいない精神を起こしていただいて、食品ロスの削減に向けた取り組みをしていただけたらということでご紹介をさせていただきまして、この件についての質問は終わりたいと思います。 ○議長(上野安是君) 引き続き、16番 佐藤 豊君。              〔16番 佐藤 豊君登壇〕 ◆16番(佐藤豊君) 最後に、4件目に通学路に出没するイノシシへの対策についてお伺いをいたします。 最近、通学路や一般道にイノシシが出没し、通行中の自動車への接触事故や道路ののり面を崩し通行の妨げをするなどの事例もあるように聞くところであります。また、通学路への出没情報も聞き、現地調査も何度か行い、農林課へのその対応をお願いしたところでありますが、特に通学路への出没は児童・生徒にとって大変危険な環境であると考えます。 そこで、現状でのイノシシ出没時の農林課の対応と教育委員会及び学校における事故回避に向けた指導状況についてお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) 次に、通学路に出没するイノシシへの対策についてのご質問でございます。 通学路へのイノシシの出没につきましては、本年度2つの小学校より教育委員会への報告を受けております。 1件は、児童の登校時間帯でのイノシシ出没でした。まず、地域の方が大型のイノシシを通学路で発見して学校へ連絡をいただきました。その際、学校の教職員は至急現場確認を行い、児童の安全確保に当たり、付き添い登校、また下校時にも付き添い下校を行いました。さらに、メール配信を利用して保護者への連絡、注意喚起も行いました。この件では、幸いにも児童とイノシシとが出くわすことはありませんでした。 もう一件は、休みの日の夕方、児童自身がイノシシを発見したもので、どちらもイノシシから児童への実害はございませんでした。 農林課では、昨年9月に高屋地区の方から、10月には大江地区の保護者から相談があり、猟友会に駆除の依頼をしましたところ、相談のあった高屋地区の通学路周辺で10月上旬にくくりわなによりイノシシ1頭の捕獲を確認しております。 学校では、児童に対して集団での登下校を行い、イノシシが出没した際には近づかない、騒がないよう指導しております。また、平素より緊急時には配付しております防犯ブザーを鳴らして近所の方に助けを求めるなどの指導も行っております。あわせて地域の見守り隊の方々にもご協力いただき、登下校時の見守りや声かけなどを行っていただいたり、地域の方には児童の登下校時になるべく通学路に出ていただいたりするなどお願いしているとこでございます。 子供たちをイノシシなどの被害から守るためには、学校、保護者、地域、行政が連携して安全確保に取り組んでいくことが重要と考えております。 ○議長(上野安是君) 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) ご答弁いただきました。 私も高屋小学校の通学路に、川沿いなんですけども、ミミズがいるからかもしれませんが、2度ほどイノシシが出たからちょっと現地を見てくれないかと、またそれを担当部署に連絡して対応してもらえないかということをお聞きしまして、現地も見させていただきました。川の中だったんですけど、ミミズがいそうなところをイノシシが掘ってるというような状況もありまして、本当に通学路のすぐそばでしたので、それがたびたび出没するようでは非常に危ない状況だなということも担当部署に行ってお話もさせていただいたところでございますが、いかんせん自然の中で生きてるイノシシでありますから、いつどこで出没するかわからないからそこにずっと張りついてガードするわけにもいきませんので、その点は、もう今教育長のほうから答弁いただいたような対策でするしかないのかなというふうには思いますけれども。 私も、今回いろいろ調べてみたんですけど、なかなか通学路でこれをやったら出没を防げるとか安全だというような全国的な取り組みがなかなか見つからなかったんですけれども、要は、イノシシ自体も穏便な臆病なところがあるといったことは共通的に書いてありまして、人間がいるということを早目に察知させればイノシシの出没も少なくて済むといったようなことが書いてありました。そのために、先ほど教育長のほうからありました防犯ブザーを万が一のときにというときに使ったらどうかという指導しているということもございましたが、鈴をつけとってもその鈴の音で人間の気配を感じて、出没しづらい、しにくいといったような状況もあるといったこともありましたんで、何らかの参考にしていただければというふうに思います。 しかしながら、いつどんな場合に出没するかわかりませんので、そういった出没事例があったときにはそこの小学校だけじゃなくて、全域の小学校また関係の学校に連絡して注意喚起を促していただく取り組みを徹底していただければというふうに思いますので、その辺よろしくお願いして、私の質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(上野安是君) 本日の一般質問はこれで打ち切ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(上野安是君) 本日はこれをもって散会いたします。              午後1時42分 散会 ・平成29年3月3日(金曜日)出席議員  1番  西 村 慎次郎    2番  河 合 謙 治    3番  荒 木 謙 二  4番  柳 井 一 徳    5番  惣 台 己 吉    6番  三 宅 文 雄  7番  坊 野 公 治    8番  藤 原 浩 司    9番  上 野 安 是  10番  簀 戸 利 昭    11番  西 田 久 志    12番  三 輪 順 治  13番  大 滝 文 則    14番  大 鳴 二 郎    15番  宮 地 俊 則  16番  佐 藤   豊    17番  井 口   勇    18番  森 下 金 三  19番  藤 原 清 和    20番  森 本 典 夫              ~~~~~~~~~~~~~~~欠席議員  な  し              ~~~~~~~~~~~~~~~出席した事務局職員  局長      川 田 純 士           次長      岡 田 光 雄              ~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者 市長部局  市長      瀧 本 豊 文           副市長     三 宅 生 一  総務部長    佐 藤 文 則           市民生活部長  北 村 宗 則  健康福祉部長  山 田 正 人           建設経済部長  三 宅 道 雄  水道部長    妹 尾 福 登           病院事務部長  野 崎 正 広  総務部次長   渡 邊 聡 司           市民生活部次長 北 村 容 子  健康福祉部次長 猪 原 忠 教           建設経済部次長 橋 本 良 啓  水道部次長   谷 本 悦 久           会計管理者   笹 井   洋  病院事務部事務次長                 財政課長    佐 藤 和 也          中 原 康 夫 教育委員会  教育長     片 山 正 樹           教育次長    大 舌   勲...